てい鍼の使い方

「てい鍼」の使い方は、「てい鍼」を肌に接触させる・肌上で擦る、という方法で使用します。これらは「接触鍼」という技法で、刺す鍼でも用いられる技法です。

「てい鍼」を肌に接触させる、とは「てい鍼」の先端をツボなどの所定の場所に接触させ、1分から5分間、接触させ続ける方法です。また、「てい鍼」でツボを押す方法もありますが、強く押すの厳禁です。押す圧は「てい鍼」の重さ程度、イメージは木綿豆腐が崩れない程度の圧です。

肌上で擦る、とは「てい鍼」の先端で線を描くように、一定方向に10~30回、肌を擦ります。ただし、「てい鍼」は皮膚表面に対して30°以下に寝かせて使用してください。ペンで文字を書くように「てい鍼」を立てて擦ると圧のコントロールが難しく、肌を傷つける恐れがありますので注意してください。

「てい鍼」以外にも刺さない鍼があり、様々なユニークな形(イチョウ型・ヒト型など)があるのですが、これも「てい鍼」と同様に「接触鍼」を用います。

また、「てい鍼」の代用として「スプーン」を利用することもできます。「スプーン」でしたら肌上で擦ることができます。まずは「スプーン」で試みることをオススメします。

てい鍼の目的は?

「てい鍼」の刺激は、通常の鍼よりもかなり穏やかな刺激です。そのため「てい鍼」は痛みに敏感である子供、刺激に弱い方に適した方法です。また、「てい鍼」は安全に使用できるため、セルフケアに適しています。

「てい鍼」は、筋緊張の緩和、血流促進を目的に使用されます。また、東洋医学では自律神経系の調節や以下の症状に用いられます。 

子供の症状:子供の疳(かん)の虫、夜泣き、不機嫌、食欲不振、下痢、便秘
大人の症状:不眠や疲れ、だるさ、下痢、便秘、のぼせ、冷え
精神症状 :情緒不安定、イライラ、不安感、うつ症状 

なお、当サイトの「てい鍼」を使用する目的は、身体的・精神的なリラックスです。「てい鍼」によって、物理的に身体をリラックスさせ、次いで精神的なリラックスに導きます。

てい鍼とは?

てい鍼」とは、東洋医学の「鍼灸」に使用される鍼の名前です。 

この「鍼」には「刺さない」という、とてもユニークな特徴があります。「てい鍼」は「鍼」という名前が付きながらも、その形状的な特徴から刺すモノではありません。 

てい鍼」の形状には様々な種類がありますが、基本的な形は金属製の棒状です。棒の先端は向かって細くなりますが、刺すモノではないため、先端は丸みがあります。 

てい鍼」は先端の丸みの部分を、肌に置く・擦る・押す等の方法で使用します。この方法は刺さないので痛みがなく、安全です。つまり「てい鍼」は刺すことなく、安全に東洋医学を実践することができるモノな のです。